Ubuntuでは、多数のオープンなアプリケーションを簡単にインストールできます。WindowsやMacのようにウェブを探し回ってダウンロードしてこなくても、メニューの「追加と削除」(またはシステム管理のSynaptic)からほんの数クリックでインストールできるのです。
ですから、「こんなアプリケーションを入れたいなあ」と思ったら、「追加と削除」でキーワードを検索すれば、それでOKなのです。
けれど、どちらも登録された情報しかわからないという弱点がありました。ところが、先月末、Appnrというサービスが始まりました。これは、「追加と削除」をそっくりWeb上のサイトに持っていったものです。違いといえば、ユーザーインターフェイスがはるかに見易いということと、それぞれのアプリケーションに関する画像、動画、ウェブ、ブログの各検索結果のトップがサムネイル表示されていること。つまり、それがどういうアプリケーションなのか、スクリーンショットや解説が登録情報以外にも即時に手に入るということです。
Appnrによって、Ubuntuユーザーは、必要なアプリケーションを迷うことなくあっという間にインストールできます。Windowsのコントロールパネルにあるアプリケーション管理とフリーウェアの配布サイトのVectorを合体させたもの、いえ、それをはるかに越えるのがAppnrなのです。
ただ、現状の表記は英語のみなので、日本語ユーザーにはちょっと使いづらいところもあります。けれど、開発者のAkira Ohgakiさんによれば「プランの中に各地域の言語への対応も含めています。その中には日本語も存在するので、実現すると日本のUbuntuユーザーにも理解しやすい状態になれると思います。」とのことですので、期待していいと思います。
UbuntuのようなLinux系のOSは、もともとネットワーク型を指向しています。ですから、必要なものがネットワークで追加していけるということはある意味、自然なことなのでしょう。ディスクを挿入することが他のマシンとのデータのやりとりの基本であったシステムでは、ディスクに相当するデータを個別にダウンロードするという発想になります。どちらがユーザーにとってありがたいかは、いまの時代になれば考えるまでもないようですね。
(この記事は、Akira Ohgakiさんへの感謝を込めて作成しました)


by 松本
Ubuntuの最新版(10.10 Maver…