<< 2011年05月
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

Ubuntu 11.04 のUIに違和感がある方はXfceをどうぞ

2011/05/02 15:22

 

半年ごとのアップグレードで、Ubuntuも11.04 Nattyとなりました。野心的なリリースです。というのも、デスクトップのユーザーインターフェイスがこれまでと一新されているからです。

これまでUbuntuは、デスクトップ環境にGnomeを使ってきました。Gnomeは、よきにつけ悪しきにつけ、Windowsとよく似たユーザーインターフェイスです。ちょっと昔のMacに似ているかもしれません。伝統的なパソコンユーザーにはなじみやすいものでした。Windowsを使っていて「Linuxってどういうもの?」とのぞきに来たユーザーには、安心して「これならWindowsと同じように使えるね」と思わせてくれるものでした。

 

けれど、新しいユーザーインターフェイスのUnityは、ついにここから一歩を踏み出しました。すべてのスタートは、検索を意識しています。使い慣れたアプリケーションはすぐにアイコンが表示されて直感的に起動できます。その一方で、あまり使わないアプリケーションは、メニューの奥を探るのではなく、検索で絞り込みます。手間はかかりません。アプリケーションの名前の1文字化2文字を入れるだけでアイコンが表示されるのですから。これは、ちょっとだけ慣れれば非常に使いやすいものです。

 

ただ、トラップがあります。この検索、日本語じゃうまくいかないのですね。アルファベットが標準の文字の世界の人はいいんですけど、日本人はそうじゃありません。そうなると、「えっと、あれはどこにあるんだ!」ってイライラが募ります。特に、従来のメニューをたどる方式に慣れ親しんできた人にとってはそうでしょう。せっかくの最新のユーザーインターフェイス、機能的なユーザーインターフェイスが、かえって欠点に見えてきます。

 

11.04には、そういった人々のために、旧来のGnomeで動作するモードも用意されています。Unityが使いづらいと感じる人は、そちらを使えばいいのです。けれど、それならいっそ、Xfceを導入してはどうでしょうか。

 

いや、そんな手間をかけるよりも以前のバージョン(たとえば長期サポート版の10.04)に戻すよという人のほうが多いように思います。けれど、業務での保守的な使用でもなければ、私はやっぱり最新版へのアップグレードをお勧めします。たとえUIは旧来のものを使うにしても、やっぱり新しいだけに使用感がいいんですね。Unityだけが11.04 Nattyの長所ではありません。細かな改良は無数にあります。UIをカスタマイズしてでも、使う価値はあると思うのです。

 

そして、XfceはUbuntuの姉妹版であるXubuntuに使われているほど安定したデスクトップ環境です。シンプルで使いやすく、安定しています。だから、UbuntuではなくXubuntuを最初からインストールしてもいいとは思いますが、UbuntuをインストールしてUnityに戸惑った方には、改めて最初からインストールし直すよりも、数クリックで5分もかからず追加インストールできるXfceのパッケージを入れれば同じことです。

 

ですから、「どうも今回のUbuntuは肌に合わないな」と思われたら、ソフトウェアセンターを起動して、Xfceをインストールしてください。いったんUbuntuからログアウトして、ログイン時にXfceセッションを選択すると、以後はそちらが優先して起動します。

 

試してみる価値はあると思いますよ。

カテゴリ: IT  > ITビジネス    フォルダ: 指定なし

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 
このブログエントリのトラックバック用URL:

http://ubuntu.iza.ne.jp/blog/trackback/2266997

トラックバック(0)