間もなくUbuntuの最新版Lucid Lynxがリリースされます。現在はベータ2として試験的な利用が可能になっています。私もこのベータ版をインストールしてみました。これまでのUbuntuとはまったく異なった新時代のOSという印象を受けました。
もちろん、基本的なつくりには大きな変更はありません。大きく変わったのは外見です。デザインが黒を基調としたものに変わりました。ボタン類の配置も変わりました。
けれど、こういった外見の変化は、カスタマイズが無限に近いほど自由にできるLinuxの世界にあってはそれほど驚くようなことではありません。
目をみはるのは、こういった外見の変化が、使い勝手の変化とみごとに連動していることです。具体的には、旧来デフォルトでインストールされていたGIMPやXsaneといったグラフィック系のソフトが削除されたり別のソフトに置き換えられ、動画編集ソフトやTwitterクライアントなどが追加されたことです。そして、上部のパネルから簡単にソーシャルメディアやネットワーク上のストレージにアクセスできるようになりました。つまり、以前から強調されていた「クラウドへの対応強化」が、単なるアプリケーションのレベルだけでなく、統合されたシステムとして実現したわけです。これはまさに、クラウド時代の新OSというにふさわしいでしょう。
そして、これは一般ユーザーの需要に対する目配りから実現したものでしょう。Ubuntuの開発陣が、常に「ふつうの人はどんなふうにパソコンを使っているのだろう」と意識していることの現れです。
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by 松本
Ubuntuの最新版(10.10 Maver…