Ubuntuのアプリケーションメニューの「アクセサリ」には、「ディスク使用量の解析」というユーティリティがデフォルトで入っています。これは、ウィンドウズでフォルダを開いたときに(デフォルトでは)左隅に現れるディスクの使用量を表した円グラフと同じような情報を与えてくれますが、さらにそれ以上に詳しい情報も教えてくれるツールです。
現在使用中のディスクにどの程度の空き容量があるのかを知ることは、快適なコンピュータ使用の上で極めて重要です。そしてこの基本的な情報は、Ubuntuではファイルブラウザでフォルダを開いたときのウィンドウの左下隅に「空き容量:12Gバイト」のように表示されます。これは、MacやWindowsと基本的に同じでしょう。
「ディスク使用量の解析」(Baobab)を使えば、現在使用しているパーティションの空きだけでなく、ハードディスク全体の使用状況を、カラフルな円グラフやスクエアな図形として表現してくれます。これを見れば、自分のハードディスク内でどういったデータが大きな部分を占有しているのか、一目で知ることができます。
ハードディスクに空きが少なくなってきたとき、多くのひとは「不要なデータを削除して少しでも空き領域を増やそう」と考えるでしょう。けれど、やみくもに不要なデータを探し始めるよりも、こんなグラフィカルなレポートを見て作戦を立てるべきです。アプリケーションの占有している領域がわずかしかないのに、「使わないアプリケーションを削除しよう」という方針で作業をしても、労力の割に救出されるスペースはわずかでしょう。「なんだ、過去メールが1ギガも使っているのか」「撮り溜めた写真がディスクの半分も使っているよ!」といったことがあらかじめわかっていれば、そういった思いファイルから優先して外部ディスクに書き出すなどの対応でハードディスクから抹消していくことができるでしょう。あらゆる有効な作戦は、まずは正確な情報が基礎になるものなのですから。
自分自身のハードディスクについて正確で詳しい情報をわかりやすく与えてくれるツールの存在は、あなたがUbuntuを選択する55番目の理由に十分なると確信しています。
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by 松本
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