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Ubuntuで使える小技、小アプリ、小ネタ その2

2007/08/17 10:47

 

たくさんのファイルがあるとき、その名前を一定の規則にしたがって全て変換したい場合があります。たとえばデジカメで撮った写真のファイル名を整理したいとき、日付データ以下を削除して連番にする操作を手動でやっていたのでは日が暮れます。あるいは、ブログの引っ越しをするときに、過去ログのページをダウンロードしたのはいいけれど、ファイル名がまるで整理されていないからつけかえたいというようなケースも私は経験しました。
こんなとき、Ubuntuならファイル名の一括置換をやってくれるアプリケーションを利用して、ストレスなくスムーズな作業ができます。Linuxはもともと大量のデータを扱うサーバーで活用されてきた歴史があるため、ファイルの一括処理を得意とするのです。
ファイル名一括置換を行うアプリケーションには何種類もあるのですが、私はKRenameというものを使っています。使いかたは解説するまでもないほど簡単です。アプリケーションと対話式に全ての作業が進むでしょう。

いっぽう、一括で置換したいのがファイル名ではなく、ファイルの内容だという場合もあります。たとえば、ウェブサイトの引っ越しをするとき、それまでのホームページアドレス(たとえばhttp://ubuntu.iza.ne.jp/)を新しいサイトのアドレス(http://d-lights.jp/ubuntu/)に全て変更したいとします。あるいは、自分がこれまで書いた文章の「わたし」を全部「私」という漢字にしたいとします。こんなときには、KFileReplaceというアプリケーションを使います。日本語化がされていないので少し使いにくい点はあるのですが、ひとつひとつのファイルを開かずに外側からテキストを一括で置換できるたいへん便利なツールです。

多数のファイルを一括して操作することができる機能は、WindowsMacintoshにもないわけではありません。しかし、そういったアプリケーションを見つけだし、インストールするまでの簡便さ、そしてアプリケーションの使い易さは、Linuxの伝統の中にあるUbuntuのほうが一枚上手でしょう。これを、あなたがUbuntuを使う63番目の理由にしてはいかがでしょうか。



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UB3 Ubuntu Studio
特にマルチメディア系に力点を置いたブログです。画像が豊富なので、お勧めです。

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Ubuntuで使える小技、小アプリ、小ネタ その1

2007/08/16 16:27

 

2つの文書を同時に作成していたり、参考資料を見ながら文書を作成しているとき、あるいはいくつかの表から1つの表をまとめているときなど、何度も同じ文字をコピーし、貼り付けるという操作を繰り返さなければならないことがあります。「さっきこの部分はコピーしたのに」と思っても、その一瞬後に別の文章をコピーしたためにもう一度最初の文章に戻ってコピーをやり直さなければならないこともあります。クリップボードの内容が入れ替わってしまったからです。そんなときには、「さっきコピーした内容を復活できたらいいのに」と思わずにおれません。

Ubuntuの場合、Glipperというアプリケーションをインストールしておけば、その願いがかないます。Glipperを起動すると、パネルの通知スペースにクリップボードのようなアイコンが表示されます。このアイコンをプルダウンすれば、設定してある分だけ過去に遡ってクリップボードの内容を復活できます。初期設定では20回分は戻ることができますから、「えっと、さっきコピーしたのをここに貼り付ければいいな」というようなときに、素早く遡ることができます。いちいち、もとの文書からコピーし直すべき箇所を捜し出す必要がなくなるのです。

同じような機能をもったユーティリティーは、Xfce、KDEといったデスクトップ環境にも用意されています。使い勝手はほとんど変わりません。

これらのアプリケーションは、一時的な文書のバックアップにも使えます。Webアプリが発達しつつある昨今、ブラウザ上のフォームに文字を直接入力する機会はずいぶんと多くなっています。ちょっと以前なら、「入力フォームには直接書き込まず、テキストエディタやワープロで下書きを作りましょう」というようなこともひとつの知恵ではあったのですが、最近ではもうそんな手間をかけるケースはどんどん減ってきています。
ところが、さて、入力が終わって「投稿」のスイッチを押した途端、サーバーエラーでせっかく書き込んだデータがどこかへいってしまうというようなケースがごく稀にあります。サーバー復旧後にもう一度トライすれば多くの場合は失ったと思ったデータが残っている場合もあるのですが、これは運の問題です。かといって、いちいちバックアップファイルを作るのも面倒。こんなときには、投稿前に作成した入力を選択してやり、コピーしておきます。いや、書きながら、適宜コピーするのがもっと安全でしょう。こうすれば、データが失われたときでもクリップボードから内容を復旧できます。しかし、せっかくコピーしておいても、他の作業で別の文字をコピーした途端にそれは失われます。Glipperを使えば、その心配がなくなるわけです。

同様のユーティリティは他のプラットフォームでもないわけではありませんが、それを探し出し、インストールするのは非常に面倒です。Glipperならsynapticでほんの数クリック。こんな利便性を、あなたがUbuntuを選択する62番目の理由にあげておきましょう。



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Ubuntuよちよち歩記
それほど頻繁に書き込まれるわけではありませんが、息長く情報を発信しているブログです。

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Ubuntuでは、デスクトップの切り替えを利用できます。

2007/08/15 10:21

 

かつて、パソコンを使うときには、「使っていないアプリケーションは終了しましょう」というのがひとつの間違いのないテクニックでした。パソコンのアプリケーションは、搭載されたメモリが少ないとうまく稼働しません。利用可能なメモリを少しでも増やすためには、使っていないアプリケーションを終了させるのが最も確実な方法だったのです。
しかし、これは本来のパソコンの設計思想からいえばちょっとおかしな場当たり的な対処方法です。パソコンの性能が上がり搭載メモリ量も十分になってきて、近年では複数のアプリケーションを同時に立ち上げておくことがむしろ常識になってきました。たとえば、私はメーラーとブラウザは常時立ち上げています。それに加えて、作業の必要性に応じて、ワープロや表計算、画像処理、テキストエディタ、PDFリーダーなどのアプリケーションを立ち上げることになります。

しかし、こういった複数アプリケーションの同時使用をしていると、デスクトップが乱雑になって使い勝手が急速に悪くなります。メーラーは起動しているはずなのに、作成中の文書類に埋もれてどこにあるかわからない、さっきブラウザで見ていたページはまだ閉じていないはずなのに、どこにあるんだろう? といったような事態が発生します。これでは、いちいちアプリケーションを終了していたときと、あまり使い勝手が変わりません。

Ubuntuなら、こんな事態に対して、「デスクトップを切り替える」という方法で対処できます。仕事机を2つとか3つ用意することを思い浮かべてください。事務仕事でデスクの上に書類を広げているときに、電話がかかってきた。電話機は書類の山の下に埋もれている。こんなとき、利用できるデスクが他にあれば、わざわざ書類をひっくりかえさなくても、他のデスクに移動してそっちで電話をとることができます。急ぎの手紙を書かなければならなくなったら、書類を片付けて便箋を広げるスペースを作るのではなく、別のデスクに便箋と万年筆をもって移動します。そこに誰かが差し入れのお菓子とお茶を運んできてくれました。既に書類や書きかけの手紙で占領されたデスクにではなく、空いているもうひとつのデスクに置いてもらいましょう。そんなふうに、複数のデスクがあれば、複数の仕事を同時にこなしても、大きな混乱を引き起こすことがありません。
Ubuntuには、仮想デスクトップ、あるいはワークスペースト呼ばれる機能があります。これは、まさに複数のデスクを用意することです。デフォルトでは2つまたは4つのデスクトップが用意されていて、パネル上の切替器やショートカットで移動することができます。私の典型的な使い方では、デスクトップ1でワープロを開いて文書をつくり、デスクトップ2ではメーラーを開いて新着メールのチェックをします。デスクトップ3にはブラウザを開いて適宜検索を行い、デスクトップ4では必要に応じて画像の処理やファイルの整理、ダウンロード処理などを行います。これら以外にもさらに必要に応じ、各デスクトップ上での作業に必要になる画面をそれぞれのデスクトップで開きます。たとえば翻訳作業をしているときには、デスクトップ1にワープロの他、PDFビュワーや検索用の軽量Webブラウザを開きます。気晴らしのラジオをつけておくこともあるでしょう。

もちろんメモリに十分な余裕があることが前提ですが、このように複数のデスクトップ上に作業を割り振ることで、複数の作業を同時進行で進める場合の混乱が大幅に減少します。百聞は一見にしかず、これは体験しなければわかりません。

同じような機能はようやくMacintoshには実装されました。けれど、Windowsではまだまだです。こんな便利な機能を使えることは、あなたがUbuntuを選択する61番目の理由にできないでしょうか。



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Ubuntu How-To
まだ少し内容が少ない目ですが、よくまとまったWikiです。コマンドの記述が基本なので、少し上級者向きかもしれません。

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Ubuntuの使用は、コンプライアンスを高めます。

2007/08/14 10:00

 

OSを一私企業の私有物に頼ることが果たしてよいのかどうかの議論が、急速に盛り上がりつつあります。もともとそこに問題があることは誰の目にも明らかでしたが、一企業にOSを独占させることには標準化の上でのメリットがあり、パソコンの普及期にはこのメリットのために不具合には目つぶることにもなったのでしょう。企業や官庁は、こぞってWindowsやMS Officeを採用してきました。けれど、安全性と、コンプライアンスの本来に立ちかえってみると、これが決して望ましいことではないということがますますはっきりしてきました。

実際、日本政府でさえ、政府調達から一私企業の独自仕様に基づいたソフトを外す方針を固めているといわれています。Microsoft社は、このような動きで自社ソフトが締め出されるのを防ぐためにMS Office仕様の国際規格化を推進していますが、現実にはWordやExcel以外に既にODF形式と呼ばれる国際規格が存在しています。今後、MS社のOOXML形式が国際規格化されても、それはMicrosoft社以外のベンダーの互換ソフトの開発を促すことになりますから、結局はMicrosoft社が独自形式でユーザーを抱え込むというこれまでの方法が通用しなくなってきます。

こういった流れの中で、オープンな共有財産であるUbuntuを使うことは、それだけでコンプライアンスを高め、危機管理能力を高めます。国際的にもオープンな基準こそが今後の採用すべき方向であることは明確になっています。フランスイタリア中国韓国などでは公的機関でのオープンソースの採用を決め、OSにはLinuxが推奨されるようになってきています。アメリカ合衆国内のいくつかの州政府は、オープンな文書形式であるODFを採用しています。UbuntuやそのデフォルトであるOpenOfficeを使うことで、こういった新しい時代の流れに即応できるのです。

また、情報管理に厳しい基準が求められるこの時代、悪意をもったソフトウェアや外部からの進入にたいして適切な防御策をとっていることが法規上からも求められています。セキュリティの高いUbuntuを用いることで、こういった要請にも対応することができます。

加えて、知的財産権管理の問題があります。事業所内でソフトの違法コピーやライセンス切れがあってはならないので、ライセンスの管理はコンプライアンスを高める上で重要です。Ubuntuのようにオープンなライセンスのもとにあるソフトを使用していれば、この繁雑な作業がずっと軽減されるのです。

これからの時代の事業の説明責任を果たしていく上で、Ubuntuの採用は大きな前進になるでしょう。それを、あなたが仕事の上でUbuntuを選択する60番目の理由にしてください。



本日のサイト紹介。
ひるあんどん
Ubuntu情報も豊富なブログです。Linuxのカテゴリーからどうぞ。

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「あなたがUbuntuを使う61の理由」

2007/08/12 12:22

 

昨日ご案内した新刊「あなたがUbuntuを使う61の理由」の表紙のイメージです。


このデータももちろん、Ubuntuでつくりました。表紙作成の所要時間は2時間弱。Ubuntuがあれば、本だってつくることができるのです。これは、あなたがUbuntuを選ぶべき理由の番外編ですね。

詳細は是非、お手に取って確かめてください。ごくありふれたパソコンとネットがあればそれだけで可能になるクォリティの高さに、きっとびっくりされることでしょう。

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「あなたがUbuntuを使う61の理由」出版

2007/08/11 13:25

 

本ブログで連載してきた「あなたがUbuntuを使う100の理由」の一部が本になりました。ぜひご購入ください!
この本は、ブログの記事を土台にしています。ブログで読んだことをいまさら本で読むメリットはないのではないかとお考えの方、あなたにこそ、ぜひ手にとっていただきたいのです。

              
  • 1冊の本として読むことで、はじめて全体の流れを掴むことができます。ブログではやってこなかった章立てもはっきりしますし、いちいちクリックしなくても寝そべって読み通すことができます。サイズはポケットに入る新書判(144ページ)。お手軽です。
  •                       
  • ブログでは掲載しなかったスクリーンショットが20点以上あります。
  •                       
  • 内容を推敲し、ブログでは掲載しなかった理由も追加しました。
  •                       
  • 「あなたがUbuntuを選ぶでべきではない12の理由」として、1章を新設しました。この内容はネットでは公開しません。本を買っていただいた読者の方々への特典です。
  •                       
  • もちろん、表紙、あとがきなど、本でなければご覧いただけないコンテンツです。
ぜひ、お買い上げをお願いします。

■本の入手方法    
              
  • 出版サイトLuLuのこのページにアクセスして、ご購入ください。
  •                       
  • サイトの表示は、残念ながら英語です。日本語のショッピングサイトと同様に考えてご対応いただけます。
  •                       
  • お支払いはドル建てになります。お手持ちのクレジットカードが使えます。
  •                       
  • 海外からの発送になりますので、お手元に届くまで2〜3週間かかります。楽しみにお待ちください。
  •                       
  • 定価は9ドル91セントですが、送料が別途かかってしまいます。送料は1冊お買い上げの場合4ドル30セントです。

今回の出版方法は、いわゆるオンデマンド出版です。ですから、ご注文ごとに印刷・製本・発送が行われます。日本にもこのようなサービスを行っている業者はあるのですが、送料まで含めても価格面ではアメリカの業者の方が安いので、アメリカの出版サイトを利用しました。
データのみのダウンロード販売も行っておりますが、せっかくですからぜひ本の形でのご購入をお勧めいたします。

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Ubuntuは、Microsoft製ではありません。

2007/08/11 10:00

 

「なんでちゃんと動かないんだ!」と、多くの人がWindowsを呪ったことがあるのではないでしょうか。さすがに「不正な動作をしました」なんていう失礼な警告が出ることはなくなったものの、「パソコンにバカにされた」と不快な思いをもった人は少なくないのではないでしょうか。WordやExcelにしても、「なんでこんなに使い勝手が悪いんだ」と思ったことがあって不思議はありません。多くの人が、「やっぱりもうちょっとパソコンの勉強しないとダメなんだなあ」と自虐的に思ったこともあるでしょう。けれど、それがソフトのせいだとしたら、どうでしょう。

あまり一方的な悪口は言うべきではないと思いますが、IT技術に詳しい多くの人の意見では、WindowsにしろMS Officeにしろ、それほど優れた製品ではありません。世の中にはもっと革新的な製品はいくらでも存在しました。Microsoft社の製品は、いずれも「可もなく不可もなく」程度の、あまりぱっとしないものに過ぎません。しかし、圧倒的なシェアがあることは、そのユーザーにとっても互換性を確保する上で有利になります。そこで、たまたまシェアを握れたが故に、Microsoft社の「Windowsでなければ仕事ができないよ」という思い込みが生まれ、そしてMicrosoft社のソフトを使うことがイコールパソコンの技術ということになってしまったのです。

しかし、時代は変わりました。急速なネット環境の普及はOSに依存しない標準化へとプラットフォームを進ませ、またWindows以外のOSがWindowsユーザーの乗り換えを意識するようになりました。互換性のあるアプリケーションも多数開発されています。このような時代、悪態をつきながら「それでもこれがパソコンというものだから」と我慢することはないのです。Windows以外にも選択肢はあるのですから。

「どっちが優れているか」という議論は不毛なものです。ユーザーの使用目的や好み、環境や互換性の問題がOSの選択にはつきものだからです。Windowsを使うべき人もいれば、必ずしもそうでない人もいるでしょう。Macintoshが最高という人がいるのは不思議でも何でもありません。用途によっては、Windowsとは比較にならないぐらい先端的なOSですから。
必要なことは、それぞれのユーザーが、それぞれに最も適したOSを自由に選択できるようになることです。そして、Microsoft社製のソフトにほとほと愛想が尽きた人にとっては、「Microsoft謹製ではない」というだけで、MacintoshやUbuntuが選択の対象になるでしょう。特に、特別なハードウェアの変更を必要とせず、手持ちの機器がそのまま使えるUbuntuは、多くの人の救いになるはずです。

OSのような基幹ソフトを、ひとつの会社の私有財産を借用するような形で使わざるを得ないのが問題という考えも、次第に強くなってきています。そう、あなたはWindowsを買っているのではありません。細かい字で書かれたライセンス契約を読めばわかるとおり、Microsoft社が所有するWindowsを1台のパソコンで使うことを許可されているだけなのです。これが危機管理上でどんな問題を生むのかは、専門家に質問してみればわかることでしょう。

Ubuntuは、共有財産としてライセンスされています。仮に配布元がサポートを中止しても、公開されたその情報をもとに使用や開発を継続することができます。これは、Microsoft社のような企業の所有のプログラムにはない特徴です。

Microsoft社製ではない、という事実は、実はそれだけで、あなたがUbuntuを選択する59番目の理由になり得るのです。



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Low Level Life
さまざまなテーマからなるブログですが、Ubuntu関係の記事にも有用な情報が含まれています。

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Ubuntuは公的機関でも採用されています。

2007/08/10 10:04

 

Ubuntuの安定性は、それを公式に採用する機関が増えていることからもわかります。その中でも特に大きなニュースになったのは、フランス議会が議会内で使用するパソコンのOSとしてUbuntuを正式採用する決定を下したことです。

従来もサーバー用途としてLinuxをOSとして公的機関が採用することは多かったのですが、デスクトップ用途では、Windowsの独占が続いてきました。しかし、フランス議会では、経費削減と、OSを一外国企業に全面依存する危険性を避けるために、議員(及びその秘書やアシスタントなど)の使用するOSをLinuxに切り替える決定をし、ディストリビューションとしてUbuntuを採用したということです。これは、Ubuntuが特殊な知識がなくてもWindowsを使える程度のユーザーであれば違和感なく使えるということから選択されたようです。なにしろ、高齢の政治家がコンピュータの技術上の問題で悩む姿など想像できませんから、そういうユーザーでも使えることが重要だったのでしょう。同様の決定はイタリア議会も行っていますが、こちらはサーバーとの関係上、SuSEというディストリビューションになったようです。

Windowsの本場のアメリカ合衆国でも、州レベルではWindowsのMS Officeに代わってOpenOfficeを推奨、あるいは少なくとも同列での互換的な使用を決定するところが相次いでいます。オーストラリアのようにパソコンレベルではLinuxの納入を拒否している政府もまだ存在しますが、世界の大勢としてはWindowsへの単一の依存ではなく、Linuxとの併用もしくはLinuxへの切り替えが流れになっています。そして、そのなかでUbuntuは、使い易さから有力な選択肢になっているのです。

既に教育機関では、いくつかの現場がWindowsからUbuntuへの切り替えを行っています。これは、ライセンス上の経費の問題、アップデートの問題などが解決できるとともに、Ubuntuで十分に必要な作業が行えるようになったということが大きいようです。既に2年前に、アイオワ州のデザイン系学部で、デザイン業界必須のMacintoshからUbuntuへの乗り換えに成功しているという報告があります。日本では、産総研が主導しているKnoppixを教育機関で採用する事例がどんどん増えていますが、必ずしも推奨されているわけではないUbuntuの採用事例もだんだんと見られるようになってきました。使い易さということでは先端的なKDEを採用したKnoppixよりもGnomeデフォルトのUbuntuの方が学生向けであるのかもしれません。

公的機関でUbuntuが採用されているというのは、決して理由のないことではありません。その理由を総合したものとして、この事実をあなたがUbuntuを選ぶ58番目の理由としてみてはいかがでしょうか。



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 SAVRE Site [うぇブログ]
Ubuntu関連の記事の充実したブログです。

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Ubuntuには将来性があります。

2007/08/09 10:05

 

オープンソースのプロジェクトは、「自由」である分だけ、あてにならないという側面を確かにもっています。中途半端で投げ出されてしまったプロジェクトや、ベータ版のままいつまでたっても満足に使える正式リリースにたどり着かないプロジェクトなども、確かに存在します。将来を約束しながら結局はサポートを打ち切ってしまったディストリビューションも過去にありました。このような事実があるとき、どうしてUbuntuの将来性を確実だということができるのでしょう。

これは、オープンソースの世界と商業的ソフトウェアの世界を比べてみればすぐにわかることです。商業的なソフトウェアは、将来を安心して任せることができるでしょうか。とんでもありません。儲からなくなったら開発やサポートが即中止になるのは、商業的な世界の方がシビアです。過去にどれほど消えてしまったソフトの山が築かれてきたかを思い起こしてみましょう。たまたま現在はMicrosoftの黄金時代なので、Windowsのサポートが切れることや将来のアップグレード版がなくなることなど想像もできません。けれど、企業の基盤など脆いものです。もしもMicrosoftが倒産するような事態が発生したとしたら、あなたはそのリスクに耐えられますか。倒産まではいかなくとも事業方針を転換させて現在の製品ラインを打ち切るような事態がおこったらどうでしょう。そんな事業転換は、これまでも数多くの事例があるのです。

万一の事態が発生したときのリスクは、非オープンソースのソフトウェアの方がはるかに高くなります。というのは、一般にソフトウェアが知的財産の塊だからです。もしも誰かが独自に開発やサポートを継続したいと思っても、知的財産の所有者が首を縦に振らなければそれは不可能なことになります。ときには権利関係が込み入ってしまい、当事者にさえ事業をどんなふうに継続できるのか把握しきれないような事態も発生するでしょう。

オープンソースの世界では、もしもそれを必要とする人が数多くいて開発者のモチベーションが十分に高められるなら、オリジナルな開発者がそれ以上の開発を中止、断念、放棄しても、きっと誰かがそのメンテナンスや開発を引きついでいきます。プログラムを改良したり訂正するのに必要なソースコードが公開され、誰もが利用可能なライセンスを与えられているからこそ、それが可能になるのです。儲かるかどうかではなく、必要かどうかが主な判断基準になるのがオープンソースの世界です。そんな世界では、儲からないからという理由だけで、あなたの愛用のプログラムが利用不可能になることはありません。過去に中断されたプロジェクトの多くは、他のプロジェクトの発展によってもうそれが必要とされなくなったからだという場合が少なくないのです。そんな場合には、もちろん、乗り換えの代替案がしっかりと用意されているのですから問題はありませんね。

「お金を払ったから安心だ」というのは、実は大きな間違いです。代金は、あなたが受け取ったサービスの対価であって、将来の安心を提供してくれる対価ではありません。

Ubuntuは、人気のあるディストリビューションであり、多くのユーザーがいます。多くのユーザーがいて、広く必要とされているということは、開発者のモチベーションを高めます。Ubuntuの頒布元であるCanonical Ltd.は、将来に渡って安定してUbuntuをサポートしていくと約束しています。そして万一その約束が反古にされるようなことがあっても、オープンなライセンスの下で提供されているUbuntuが利用できなくなるということはなく、また、広範な利用者の中から開発を引き継いでいく人々が必ず現れてきます。たとえその場合にUbuntuという名前が変わることはあっても、将来に渡って、Ubuntuユーザーが路頭に迷うような事態はまず考えられません。

商業的な都合や経済事情に左右されにくいオープンソースの財産であることは、未来に向けてのUbuntuの強みです。これは、間違いなくあなたがUbuntuを使うべき57番目の理由になるはずです。



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 普段使いのLinux!
Windowsからの乗り換えUbuntuユーザーのレポートです。これからUbuntuを導入されるかたの参考に。

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Ubuntuなら、トラブルが起こっても安心です。

2007/08/08 10:00

 

パソコンのトラブルは、頭が痛いものです。何しろ現代ではパソコンに依存する割合が非常に大きいので、いったん不具合が起こると、様々な面で支障が起こります。そして、電器製品であるパソコンは、ハードウェアの面でもソフトウェアの面でもいつ壊れても不思議はないものです。バックアップが重要なのは強調しても強調しすぎることはありません。

ハードウェアの故障は修理するか交換するしか対処のしようはないのですが、ソフトウェアの不具合に関しては、うまくすればかなりの程度で回復が可能です。そして、そんなトラブルが起こったときには、きっとあなたはUbuntuを使っていてよかったと思うことでしょう。

これは奇妙に思われることかもしれません。なぜなら、Ubuntuには、「このソフトウェアは無保証であり、ユーザー自身のリスクで使用するものである」旨が明記されているからです。無保証であるものが、なぜ安心できるのでしょう。

これは、多くの人が錯覚していることです。有償のWindowsで、あなたのデータが保証されるでしょうか。Noです。システムに不具合があって、あなたの仕事が吹っ飛んでしまったときにMicrosoft社はその補償をしてくれるでしょうか。絶対的に、Noです。Microsoft社のソフトウェアを使うことによって発生する損害に対しては、Microsoft社は責任を負わないことが細かい文字で書かれたライセンス条項に明記されています。なんのことはない、Windowsだって、Ubuntu以上に無保証であり、リスクはユーザーが全面的に担うものなのです。

たしかに、有償で販売しているWindowsの場合、一般的に発生するバグに対しては製造元のMicrosoftが解決する責任を持っています。しかし、責任があるということと能力があるということは別問題です。いつまでも解決されないバグや解決に時間がかかりすぎるバグがあっても、それでMicrosoftが訴えられることはありません。一方のUbuntuでは、配布元にバグ解決の責任はありませんが、バグは前向きに取り組まれ、世界中のどこかで誰かが常に解決に取り組んでくれています。バグに泣くユーザーが配布元を詰ることができるかどうかだけが違いといえば違いでしょう。そしてバグは責めたからといって解決するものではありません。さらにいえば、一般的なバグではないあなた自身の個人的なトラブルに対しては、どちらにしても配布元は責任を負ってはくれないのです。

このような事実をはっきりと認識すれば、あとは実際にトラブルが起こったときにそれが解決できるのかどうかということだけが「トラブルに安心なOS」を決めることになります。そして、Ubuntuに大きなプラスの材料があるのは、ユーザーのコミュニティがしっかりしていることです。

たとえば、Ubuntu日本語フォーラムをのぞいてみましょう。数千の投稿が既にそこに存在し、常に誰かがそこにアクセスしていることがわかるでしょう。この数千の投稿や数百のトピックスを検索してもいいし、あるいは登録ユーザーになって新たなトピックスで質問を投げかけてもかまいません。あなたのトラブルはかなりの確率で解決するはずです。もしもあなたが英語に堪能であれば、Ubuntu英語サイトのコミュニティで、同様のフォーラムやチャットを利用するのもいいでしょう。こちらには桁違いに多い数百万の投稿が集積されています。検索をかけて関連トピックが見つからないということはまずあり得ません。もちろんそのなかには、「現段階で解決不能です」というのが最終の答えである場合もないわけではないのですが。

こういったUbuntu公式のフォーラム以外にも、ブログをはじめとするあちこちのサイトで親切な記事やアドバイスに巡りあうことが少なくありません。コメント欄で質問すれば、かなりの確率でいろいろと教えてくれるでしょう。Ubuntuは人気のあるディストリビューションなのでユーザーも多く、また新興のディストリビューションということで多くの人が初心者の悩みを共有した経験をもっています。こんなコミュニティの存在が、Ubuntuを「トラブルでも安心できるOS」にしているのです。

もちろん、Windowsでもこんなコミュニティがないわけではありません。しかし、Windowsの場合、その置かれた位置と歴史から、「いまさら他人に聞けない」とか、「パソコンスクールで習うことを無料で質問はできない」というような雰囲気がどこかに生じてしまいます。基本が自由なUbuntuでは、そういうことはありません。あなたの悩みが、まわりまわってOSの進化に寄与することさえあるのですから。

万一のトラブルでも安心して解決が期待できるOS。これは、Ubuntuをあなたが選択する56番目の立派な理由です。



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ゼロからのHacker
Ubuntu関連のエントリーも多いブログです。

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