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Ubuntuなら遠隔からログインして使うこともできます。

2007/09/16 23:01

 

Windows XPやMac OSX、Linuxなど現代的なデスクトップ用OSは基本的にネットワーク型の設計になっています。これはCPUと端末という大型コンピュータ時代の設計思想が出発点にありますから、すべて「ユーザー」という概念があります。PCを起動することは、すなわちそのコンピュータに対して特定のユーザーとしてログインするということです。この概念が私は長いことさっぱりわかりませんでした。WindowsMacintoshでは、「同じコンピュータを家族や職場の人と共有するときに便利です」みたいな説明をされていたからです。1人1台の「パーソナル」なコンピュータで、そういった説明から「ユーザー」の概念を理解するのは難しいことです。

こういったネットワーク型の設計から生まれた概念は、ネットワーク環境によってよりよく理解できるものでしょう。Ubuntuでは、LAN内の他のパソコンからはもちろん、インターネットでつながった遠隔のコンピュータからでもログインできるようになっています。つまり、あるコンピュータに「ユーザー」として登録されていれば、入口はどこからでも、同じようにそのコンピュータに「ログイン」できるわけです。遠隔からログイン先のコンピュータを操作すれば、「端末」も実感として理解できることになります。

WindowsでもMacintoshでもこういったネットワーク型の設計は同じなのですが、Ubuntuの場合、デフォルトで「ターミナルサーバークライアント」がインストールされているので、このような遠隔からの「ログイン」を呆気にとられるほど簡単に行うことができます。もちろん、Windowsマシンにログインすることも、逆にUbuntuにWindowsマシンからログインすることも可能です。

こんなふうに遠隔からのログインが簡単にできるという事実を知ると、急にセキュリティが心配になってきます。目の前のパソコンを使用しているのは自分自身だけだと信じていたのが、実は誰かがネットワーク経由でログインしているのではないかと不安になるのです。事実、サーバーの乗っ取り被害のような事件の中には、パスワードの漏洩やクラッキングによるリモートからのログインによるものが少なくないとも聞きます。現代のパソコンには、必然的にそのような遠隔からの操作をされる可能性が付きまとうのです。

しかし、あまり心配をしすぎることはありません。Ubuntuでは初期設定では遠隔からのログインが無効になっています。また、管理者権限をもった強力なユーザーであるrootでのログインができないようになっていますし、その他のユーザーの権限もきめ細かに設定できるようになっています。Windowsではわかりにくいこれらの設定が対話的に簡単にできるのは、やはりネットワークの中で進化してきたLinuxならではなのでしょうか。

あなたが使っているパソコンは、実際にはかつての大型コンピュータ並みの使用ができるように設計されているのです。その実力を十二分に発揮させてくれることは、あなたがUbuntuを使う83番目の理由として不十分でしょうか。
(今回のエントリーは、こちらを参考にさせていただきました。u-bonさん、いつもありがとうございます)。



本日のサイト紹介。
ぼっちの人生('A`)マンドクセ
話題の広範なブログですが、最近はかなりUbuntuにはまっておられるようです。顔文字が凄いです。

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Ubuntuはモバイル機器にも対応します。

2007/09/11 22:01

 

システム上も技術上もあなたが自分の携帯電話にUbuntuをインストールするということはないでしょうが、PDAやスマートフォンのようなモバイルコンピューティングにもUbuntuは対応していようとしています。ちょうどApple社のiPhoneMac OSXの軽量版が用いられているように、WindowsやLinuxにもモバイル版が存在します。Ubuntuは、そういった分野にも進出を表明しています。

日本ではUbuntuを搭載したモバイル機器が早期に普及するとは考えにくいのですが、Appleが仕掛けた新たな「電話の再発明」は、どんな変化を市場にもたらしていくか予想を許しません。モバイル機器が現在よりももっと開放的になれば、日本でもUbuntu搭載のモバイル機器がいつの日かあなたの手元に届くのかもしれません。

そうなれば、サーバーからデスクトップ、モバイル機器まで、すべてUbuntuで一貫した作業を行うことができるようになります。プラットフォームの差異は現在ではほとんど問題にならないようになってきているとはいえ、このような統一が効率のよさをもたらしてくれるのは否定できないでしょう。

スーパーコンピュータからゲーム機、デスクトップからモバイルまで、あらゆるプラットフォームに柔軟な対応を見せてくれることは、あなたがUbuntuを選ぶ82番目の理由となる資格があるのではないでしょうか。



本日のサイト紹介。
Linux Diary
文字どおりLinuxについての日記ブログですが、かなり詳しいエントリーもあって参考になります。

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Ubuntuはスーパーコンピュータも動かせます。

2007/09/06 14:17

 

Ubuntuは基本的には「人間のためのLinux」であり、高度な専門知識をもたない一般パソコンユーザーが安心して使えるように考えられたものです。しかし、だからといって高度なコンピューティングに利用できないわけではありません。たとえばGoogleはUbuntu派生の環境を全社的に利用していると噂されています。まだまだシェアは小さいのですが、UbuntuをサーバーのOSとして採用する話もよく耳にするようになりました。

先日、「2500ドルでスーパーコンピュータ」という記事がありました。現代的な意味でスーパーコンピュータの分類に入るかどうかはともかく、このMicrowulfというクラスター型のコンピュータは26 Gflopsという計算速度をもち、1 Gflopあたりのコストは48ドルという低価格を実現したそうです。そして、このコストパフォーマンスの常識を塗り替えたマシンは、OSとしてUbuntuを採用しています。

このように、Ubuntuは先進的なハードウェアにもよく対応する柔軟性をもっています。部分的に「スーパーコンピュータ並み」との評価もあるソニーのPS3にインストールすることもできますし、Windowsが比較的苦手としてきた64bitマシンにもよく対応します。

一般ユーザーにとっては自分の機械で動けばそれで十分なことです。けれど、このような柔軟性と信頼性が評価され、実証されているということは、やはり大きな裏付けになります。これを、あなたがUbuntuを選択する81番目の理由にしてもいいわけです。

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あなたはもう、Ubuntuを利用しています。

2007/09/05 14:17

 

Linuxなんて聞いたこともない多くの人が、実際にはLinuxを利用しています。それは、自分のパソコンのOSとしてではなく、遠くはなれたWeb上のサーバーのOSとしてLinuxが数多く利用されているからです。現代のネットワーク型のパソコン利用においては、ますます外部のサーバーに依存する比率が高まっています。

あなたはパソコンをつけて、まず何をしますか? メールのチェックでしょうか。メールは、ネット回線の向こうのメールサーバーに保管されています。このサーバーを動かしているのはLinuxかもしれません。ニュースを検索しますか? ブログを読みますか? これらのサイトのサーバーも、ひょっとしたらLinux機かもしれません。外部のサーバーがなければ、動画ひとつダウンロードできないのです。

そう、あなたが楽しみにしているYouTubeや、仕事で欠くことができないGoogle検索。これらを動かしている巨大なGoogleのシステムは、Ubuntuを基本にしたGoogle仕様のLinuxだという噂です。もしもあなたがGoogleを利用しているのなら、あなたはもう既にUbuntuを利用しているといえるのです。

噂にはどんどん尾ひれがつくもので、Googleが独自仕様のUbuntu派生ディストリビューションをリリースするのではないかという観測がささやかれたこともありました。けれど、いまのところGoogleが独自のOSを配布する予定はなさそうです。しかし、Googleは、Linux(そしてUbuntu)を支えるオープンソースの巨大な支援組織でもあります。Google検索の「more」から「code」に行ってみると、そこにはオープンソース関連の検索や情報が見つかるでしょう。Googleは、独自でディストリビューションを配布しなくとも、陰に日向にWindowsに代わるOSを応援しているのです。

無意識のうちにネットの向こうのサーバーで既に利用しているUbuntuなのですから、思い切って自分のパソコンにインストールしてみてもいいのではないでしょうか。少なくとも私には、これがUbuntuを選ぶべき80番目の理由になるように見えるのです。



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Ubuntuなら、アップデートに迷うことはありません。

2007/09/04 10:08

 

Windows Vistaがリリースされてほぼ8ヶ月が過ぎたわけですが、いまだに「アップグレードするべきか否か」と迷う話をよく聞きます。その後にリリースされたUbuntu7.04 Feisty Fawnへのアップグレードはほとんどのユーザーが1、2ヵ月のうちにアップグレードし、一部に長期サポートの6.06を使いつづけているユーザーが見られる他はほとんどが移行を完了してしまい、中にはまだベータ版ですらない7.10を使い始めたユーザーもいるのとは対照的な話です。

Vistaへのアップグレードを躊躇させている最大の原因はその評判の悪さ(メモリ食いなこと、遅いこと、ハードウェア・ソフトウェアの対応がよくないことなど)なのですが、それに拍車をかけているのが料金の高さです。数万円の投資をして「やっぱりダメだった」では話にならないからです。

Ubuntuの場合、こんな迷いはありません。たとえ前評判が悪かったとしても(そういう事実はありませんが)、ダウンロードしてライブCDで試したり、ハードディスクに別パーティションを切ったり外付けディスクにインストールすることで、現在使っているシステムに影響を与えずに試用することができるからです。しばらく使ってみて、「まだアップグレードの時期じゃないな」と思ったら、元の環境に戻ればいいのです。Ubuntuは無料ですから、こんな試用で失うものは何もありません。せいぜいがインストールの手間ぐらいなものですが、それは最新バージョンを使うことの利便性との兼ね合いで、決して惜しいものではないでしょう。

基本的に、Ubuntuは新バージョンがリリースされたらどんどんアップグレードしていけばいいと思います。それで失うものが何もないからです。確かに、現行版で安定して使えているときに、アップグレードするのは少し不安です。事実、ごくたまに、「あれ、この機能は前のバージョンの方が使い易かったのに」といった「ダウングレード現象」が発生しないわけではありません。けれど、全体的なパフォーマンスからいえば、そういったマイナス面を補っても余りある進歩が見られるのが普通だからです。

Ubuntuは、ほぼ2年置きに「長期サポート」のついたバージョンをリリースしています。これが安心だからと、そのバージョンを使い続ける方もいますが、これは一般ユーザーにはお勧めしません。「長期サポート」は、文字どおり、付加サービスである有料サポートが長期間行われるという意味ですから、有料サポートを購入しないユーザーにとってはあまり意味がありません。たとえ有料サポートを購入しなくとも、サーバーのように安定稼働が第一で頻繁にアップグレードするメリットがあまりない場合にはこの長期サポートの利点もあるのですが(セキュリティアップデートなどが長期間受けられるため)、これは一般ユーザーにとって大きな利点には思えません。

Ubuntuの新バージョンがリリースされたら、迷うことなくアップグレードしましょう。そうすることで、あなたは迷いつづけるWindowsユーザーをどんどん過去に置き去りにしていくことができます。これが、あなたがUbuntuを使う79番目の理由にならないはずはありませんね。



本日のサイト紹介。
 まだ無題
どちらかといえばメモに近いブログですが、Linux関係のヒントになるようなエントリーもけっこう見られます。

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Ubuntuは、デスクトップ用Linuxの一番人気です。

2007/09/03 16:52

 

最近行われたアンケートで、デスクトップ用のLinuxディストリビューションの中ではUbuntuが最大の人気を集めました。同様の人気投票で去年あたりから急速にUbuntuは得票を伸ばしています。リリースから3年でこれだけの人気というのは素晴らしいものです。

もともとLinuxはIT専門家の間で愛用されてきたという歴史から、WindowsMacintoshのような一般ユーザーが使えるようなユーザーインターフェイスを備えていませんでした。今世紀に入ってそのあたりの開発が急ピッチで進みましたが、初期にリリースされたLindowsやRed Hat、TurboLinuxのようなディストリビューションは、非IT系の一般ユーザーの心をとらえるところまではいきませんでした。結局、Linuxはサーバーや業務用など一般ユーザーからは遠いところにいったん退きました。

それでも、デスクトップ用のディストリビューションは徐々に開発が進み、しぶとく生き残って愛用者からの評価を高めていったディストリビューションもあります。そんな状況の中で、第二の波として一気に人気を集めてきたのがUbuntuなのです。

デスクトップ用途でのUbuntu以外の人気ディストリビューションとしてはSuSE、Fedoraなどがあります。これらのディストリビューションは今世紀初めのLinuxブームの後にサーバー分野で人気を確実にしてきたものです。ということで、支持者は圧倒的にIT系の人々です。これに対してUbuntuは、サーバー用としては(デフォルトではrootでログインできないなど)使いにくい面もあるため、IT系の人々の中ではそれほど強い人気はありません。「安定しているから選んでもいいかな」程度のものです。

しかし、非IT系の人々にとっては、他のほとんどのディストリビューションよりもはるかに使い易いものです。特別な知識がなくとも直感的に使えるということは入門者向きですが、入門者だけに限らず、応用の幅が非常に広いものです。一般ユーザーにとっては、「これひとつあれば十分」というディストリビューションがUbuntuなのです。

人気があるから使うというのもおかしな話ですが、人気はひとつの指標になります。この人気を裏づけるだけの使い易さは、あなたがUbuntuを選ぶ78番目の理由として適切なものでしょう。



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Foamy Capriccio
日記系のブログではあるのですが、Ubuntu関連の書き込みもけっこう豊富です。カテゴリが立っていないので、読みこなすのは大変ですけれど。

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Ubuntuなら、自分だけのものに育てることができます。

2007/09/01 17:14

 

Ubuntuには、さまざまな「派生ディストリビューション」があります。その多くは、デフォルトのプログラムを追加したり削除したりしたものですが、プログラムの追加や削除は自分でも行うことができます。ですから、たとえばUbuntuをベースにデスクトップ環境をGnomeからXfceに入れ替えたディストリビューションとしてXubuntuがリリースされていますが、同じ環境は、UbuntuユーザーがXfceをインストールしてGnomeを削除することでつくり出すこともできます。つまり、派生ディストリビューションの多くは、極端な言い方をすれば、Ubuntuを開発者の好みにカスタマイズしたものだといえるでしょう。カスタマイズは誰でもできますが、その形式を整えて、配布したものがディストリビューションだというわけです。

ですから、配布(ディストリビュート)しないから正しくはディストリビューションとはいえないのですが、Ubuntuをあなた好みにカスタマイズしたものは、「自分だけのUbuntu派生ディストリビューションだ」と考えることもできます。たとえば、私は以前、デスクトップ環境をJWMというものに変更して使っていました。XfceがXubuntu、KDEがKubuntu、Fluxboxというデスクトップ環境を採用したものがFluxubuntuなら、JWMを採用した自分の環境はJubuntuだと自慢していたものです。こんなカスタマイズが、専門的な知識が一切ない一般ユーザーにもできるのです。

なぜ私がこんなカスタマイズをしたかといえば、それは自分のハードウェアの能力が劣っていたからです。ハードウェアに最適な環境は、自分で工夫してつくるのがいちばんなのです。同様に、組み込むアプリケーションも、使用環境や目的によって自分のものにしていきます。

さらに、より深いところで働くプログラムも、自分にあわせることができます。たとえば、起動時に自動で働くプログラムを停止することで、起動にかかる時間を半分以下にするというようなチューニングをしたという報告もあります。このような徹底的なカスタマイズは、WindowsMacintoshではなかなかできるものではないのです。

使いながら、自分にあわせて自分だけのUbuntuを育て上げる魅力。これを、あなたがUbuntuを選ぶ77番目の理由としておきましょう。



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ひねもすLinux
始まったばかりのブログのようです。今後に期待しましょう。

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Ubuntuには、派生ディストリビューションが充実しています。

2007/08/30 17:12

 

ディストリビューションといってもLinuxを使っていない人にはいまひとつピンとこないかもしれません。Linux系のOSには、配布元によってさまざまな組み立ての違いがあります。配布元が様々なプログラムを組み合わせ、OSとして動作するようにまとめあげたパッケージがディストリビューションです(この説明は不正確かつ不十分なので、詳しくはWikipediaあたりをご参照ください)。面白いのは、オープンソースですから、ひとつのディストリビューションを元に、それに新たなプログラムを組み込んだり、そこから不要なプログラムを除いて、新たなディストリビューションを作ることもできます。これが派生ディストリビューションです。

Ubuntuそのものが、Debianと呼ばれるディストリビューションの派生ディストリビューションです。そして、このUbuntuからは、さまざまなディストリビューションが派生しています。Ubuntuの配布元が正式にリリースしているものとしてもKubuntu、Xubuntu、Edubuntuがありますし、これに最近Gobuntuが加わりました。各国語版も派生ディストリビューションの一種と呼べるかもしれません。UbuntuコミュニティからはFluxbuntuやUbuntu Studioが生まれています。Linspireのような伝統のある他のディストリビューションがUbuntuの派生として加わったり、LinuxMintのようにひとつのディストリビューションとして人気を誇っているものもあります。数え上げればきりがありませんが、ちょっとしたデザインを変えた程度の「クリスチャン・エディション」や「ムスリム・エディション」といったものまで、実にバラエティに富んでいます。

日本では、日本語ローカライズ版の他には、Ecolinuxプロジェクトが注目を集めています。いろいろと興味深いものが、どんどんUbuntuから生まれています。

派生ディストリビューションが多いということは、それだけUbuntuの評価が高く、またそのパッケージ管理が安心できるということでもあります。これは、派生ディストリビューションを使わないUbuntuユーザーにとっても、Ubuntuを選択する76番目の立派な理由になるわけです。

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Ubuntuで使える小技、小アプリ、小ネタ その11

2007/08/29 15:41

 

Ubuntuをインストールしたら、「設定」の「メインメニュー」で、「システムツール」の設定エディタを表示するようにしておきましょう。設定エディタは、多くのアプリケーションの初期設定を変更するためのツールです。

ほとんどのアプリケーションでは、「初期設定」や「Preference」のメニューからさまざまな初期設定を行うことができます。これらの初期設定情報の多くは、隠しフォルダ内の初期設定ファイルに保存されます。この初期設定ファイルを外部から編集するのが設定エディタの役割です。

設定エディタは決して使い易いインターフェイスではありません。基本的に英語で書かれているのも扱いにくさを増しています。けれど、これを使えばかなり細かなところまで設定が可能になります。たとえば、PDFリーダーであるevinceで一部の制限されたファイルを読み込むことを可能にしたり、スリープから復帰するときのパスワード入力を不要にするなどのカスタマイズが可能です。こういったカスタマイズの一部はWindowsならレジストリを書き換える作業にあたるのですが、Windowsのレジストリをいじることは素人には怖くてとてもできません。それに比べれば、使い勝手のよくないUbuntuの設定エディタの方がはるかにわかりやすいといえるでしょう。

実は、設定エディタでも触ることができないもっと深い階層の設定ファイルがUbuntuには存在します。たとえばディスプレイなどのドライバの設定は、素人にはかなり難しい設定ファイルの書き換えをしなければなりませんでした。そんな必要が発生するのはハードウェアの相性が悪いときなので、このブログでは「相性の悪い機械は使わないでおきましょう」と推奨してきたのです。

しかし、この秋にリリースされる予定のUbuntuの次期バージョンでは、この設定ファイル(xorg.conf)を簡単に書き換えることができるアプリケーションが搭載されるということです。こうなると、鬼に金棒です。自分のマシンのカスタマイズが、難しい知識があまりなくてもできるようになるのです。

このように初期設定をするユーザーインターフェイスに優れていることは、あなたがUbuntuを選ぶ75番目の理由にならないでしょうか。



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デジタルな一日
タイトルとは裏腹にどちらかといえば非IT系のブログです。そんなブログの中に自然にUbuntuの話題が溶けこむところが魅力です。

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Ubuntuで使うOpenOffice その3

2007/08/28 10:03

 

OpenOfficeとMS Officeを使い続けたときに「やっぱりOpenOfficeの方が優れているんじゃないか」と感じられるのは、その安定性です。これは短い文書を作ったり、たまに使うぐらいではあまり実感できないかもしれません。

MS Wordは、「誰でも一定レベルのビジネス文書を簡単に作ることができるツール」だといわれています。実際、そのアウトラインの機能やインデントの機能、書式指定の機能をきっちり使えば、ほとんど手間をかけずに定型文書を作り上げることができます(こういった機能の使い方さえ知らないWordユーザーも多いのですが、それでもなんとかなるという意味ではユーザーフレンドリーであるともいえます)。しかし、そうやってルールに則って文書を作っていても、数十ページ以上の長い文書になると、どういうわけか文書の構造が破綻することが多くなります。使い方が悪いのだといわれればそれまでですが、ほとんど同じ機能をもったOpenOfficeではあまりこういうことは起こりません。

さらに、長い文書になると、Wordはどんどん重くなります。特に画像を取り込んだ文書が重くなるのはしかたないのですが(多くのレイアウトソフトでは画像を取り込まずにリンクだけで処理します。WordやOpenOfficeでも同じことはできるのですが、デフォルトではないのでかえって面倒になります)、取り込んだ画像ファイルの大きさ以上に重くなっていくのはどうしたわけなのでしょう。OpenOfficeでも画像を取り込めばファイルは重くなりますが、増え方はMS Officeのように極端ではありません。同じデータだと、保存したときのファイル容量がときにはOpenOffice形式なら.doc形式の半分以下にもなるでしょう。

ファイルが重くなることは保存容量の問題やメール添付するときの問題を発生させますが、これはまた、使用中にファイルを保存する際の操作性の悪さにもつながります。さらに、文書の構造の破綻とあいまって、ときにはファイルそのものが壊れてしまい、最悪の場合、せっかく作った文書が使用できなくなるというトラブルにまで発展する場合があります。私は、こんなふうに壊れてしまったWord文書をOpenOfficeで開いて復活することができた経験があり、そのときにこのありがた味を痛感したものです。

パソコンの性能が上がってきて、かつては印刷業者が専用のアプリケーションで作成していた印刷物も、特にビジネス系ではWordから直接印刷に回す機会が多くなってきました。けれど、このWordによるDTPは、さまざまなトラブルを発生させます。OpenOfficeなら、専用のDTPソフトほどには使い勝手も仕上りもよくありませんが、MS Wordに比べればはるかに安定して印刷物を作ることができます。その証拠として、このブログの中心部分をまとまめた本をこちらに改めてご紹介しましょう。この程度の品質の本であれば、原稿さえできていれば、ほんの1日仕事でレイアウトから印刷に回すことができるのです。

安定したソフトは安心につながります。OpenOfficeはさまざまなプラットフォームで使えるものですが、これをデフォルトに採用していることは、あなたがUbuntuを選ぶ74番目の理由といってもおかしくないのではないでしょうか。



本日のサイト紹介。
ubuntu open space日記
Ubuntuに関連したブログです。試作サイトなのか情報量は多くないようですが、これから発展するのかな?

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