ありそうにないことですが、もしも、こんなブログ記事にたまたま行き当たったとしたら、あなたならどんなふうに感じるでしょうか。もちろん、架空の話です。
中華料理は家庭でヒットするか?
無理だと思います。
中華料理では全ての食材を中華庖丁と中華鍋で料理しますが、これらは一般家庭にはありません。使おうと思っても家庭用キッチンには向かないものです。だいたいが、まな板の構造も使い方も日本向けではありません。
なによりも、あの味が日本人の好みに合うとは思えません。日本人はあっさりした味を好むものです。最近は日本人向けに調整した中華系調味料などもあるようですが、やはり日本料理と比べたときには見劣りがします。あれを毎日食べたい人って、いないんじゃないですか。
メニューも少ない。炒め物が中心で、栄養価が偏りそうです ラーメンって炭水化物と油のかたまりだし。
たいていの人は、「まあ非常識なことを書く奴がいるんだな」と思うことでしょう。あなたが中華料理好きなら気分を害するかもしれません。
本格中華料理が中華庖丁と中華鍋で料理されるのが本当だとしても、それ以外の調理器具で中華料理ができないわけではありません。それを「中華」と呼んでいいかどうかはともかく、なんなら鍋も庖丁も要らないレトルト中華だってスーパーに売っています。意図的に、プロの世界と一般家庭を混同しているわけです。
中華料理が日本人向けの味かどうかは議論があるでしょうが、仮に日本人向けでなくても、毎日食べなければヒットしたことにならないのでしょうか。週に1度は中華を食べたくなる程度では、ヒットといえないのでしょうか。あいまいな定義で切り捨てています。
栄養価が偏るというのは明らかな嘘で、そんなことを言ったら中国人は皆栄養不良なのかということになります。現実を「ラーメン」という一例だけをもとにした偏見で描写しているわけです。
まあ、こんなひどいことを書く人は中華料理に関しては存在しないでしょう。けれど、ことLinuxになると、なぜか似たようなことが書いてあるのにちょくちょく出くわします。私は自分の道具であるUbuntuが気に入っていますから、ちょっとムッとしてしまいます。
「コマンドがなければ使えない」(プロユーザーと一般ユーザーを意図的に混同している)、「Windowsが圧倒的な状況は変わらない」(何人Ubuntuを使えばヒットなんでしょうか?)、「使いにくい、アプリが少ない」(主観の問題を偏見で結論づけている)などなど、ほとんど言いがかりではないかと思うような記事をときどき見かけるわけです。書き方によっては頭に来てしまうこともあります。
とはいえ、本当は、こういった世迷い言は無視するのがいちばんなのでしょう。誰がどう文句をつけても、中華料理が好きな人は好きなのだし、私がUbuntuを使う上で何らかの支障が出るわけでもありません。もちろん、Ubuntuユーザーがもう少し増えればそれだけUbuntuの質も上がり、私も使いやすくなるというメリットを受けます。だからUbuntu普及に水をかけるような言説はやめてほしいとは思うのですが...
人の口に戸を立てるようなことをしても意味はありませんしね。
駄文で失礼しました。


by 松本
Ubuntuの最新版(10.10 Maver…